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プレジャーボートにも保険は大事ですよ

2016年1月16日 [未分類]

ボート遊びには、他船との衝突、遊泳者との接触、漁業施設の損壊など、様々な危険が潜んでいます。

状況によっては多額の損害賠償などの経済的負担を強いられる場合もあるでしょう。

決して安くはない保険料ですが、ボート遊びとセットで保険加入を考えてもらいたいと思いますね。

≪保険の種類≫

プレジャーボート用の保険には2種類あるようです。

ヨット・モーターボート総合保険(YM保険)とプレジャーボート責任・総合保険(PB責任・総合保険)です。

YM保険は、損害保険会社が取り扱うヨットまたは20トン未満のモーターボート用。

補償内容は、対人・対物、船体保険、遭難時の捜索救助、搭乗者保険などがあります。

PB責任・総合保険は、漁船保険組合が取り扱う20トン未満のヨットまたはモーターボート用。

補償内容は、対人・対物(捜索救助費用含む)、船骸撤去・水面清掃、搭乗者保険、船体保険があります。

両者の違いですが、PB責任・総合保険には、対人・対物保険に捜索救助費用が含まれていたり、YM保険にはない船骸撤去の保険があったりしますね。

座礁して数十メートルの海底に船が沈んでしまうと船長に引き上げ義務があるそうです。費用も莫大になるので、船骸撤去の保険は興味深いですね。

≪保険料の一例≫

参考までにPB責任・総合保険(5トン未満/50馬力以下)の参考料金はこんな具合です。

対人・対物1億円/捜索救助200万円 ⇒ 保険料13,200円
船骸撤去費用100万円 ⇒ 保険料4,000円
搭乗者保険1事故1500万円(500万円/人) ⇒ 保険料5,160円
船体保険100万円 ⇒ 保険料20,000円
合計 42,360円

やはりそれなりの金額になってしまいますね。ボートを購入する時には維持費として考えておきましょうね。

≪賠償事故の例≫

①プレジャーボート同士の衝突
前方不注意で錨泊中の他船に衝突し死亡事故。遺族に対する補償で4600万円。

②漁業施設の破壊
海苔養殖に衝突しレスキューされた。施設所有者に損害賠償108万円。レスキュー費用17万円。

③遊泳者と接触
素潜りをしていたダイバーに接触し死亡事故。遺族に対する損害賠償1億3500万円。

 

もちろん事故を起こさないためにボートの運転には細心の注意が必要ですが、海上では不測の事態、ちょっとした不注意からだれもが事故に遭遇する可能性を持っています。車と同様ですが、なぜか車の任意保険加入率とは違うようです。

海は自由ですが、裏を返せば自己責任で行うべきことがたくさんあります。事故を起こした時の責任もしっかりと考えておきましょうね。

<文:ボーターズ編集長KB>

参考文献: 海技と知識(海技資格協力センター発行)

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